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インタビュー

わたしとアクセサリー
2016.03.31

《 「川井有紗 × &NIGAOE展」企画コンテンツ 》

わたしとアクセサリー

植物や石、貝殻など、自然の美しさや力強さ、儚さをそのまま閉じ込めて
アクセサリーをつくる川井有紗さん。
そのアクセサリーに魅了された人々の物語をお届けします。

vol.1 小松ゆり子さん

小松ゆり子さん アクセサリー

小松ゆり子さん

まるで “環境増幅装置”

「有紗さんのアクセサリーに初めて出合ったのは、かぐれでの1回目の展示のときです。
そのときに、マラカイトのピアスを買いました。こんなふうに結晶がそのままアクセサリーになっているのを初めて見たし、その石の上に貝殻が載っていて、それぞれの素材感をとても生かしていて、なんてセンスがいいんだろうと思いました。

小松ゆり子さん アクセサリー

普段アクセサリーを選ぶときは、洋服の邪魔にならないものを、と思うのですが、有紗さんのアクセサリーは逆です。このピアスを着けたいから、それに合う服を選ぶ、といったようにアクセサリーの方がメインなんです。
有紗さんのアクセサリーは、すごく身近に自然を感じさせてくれます。都会で暮らしていると、自然があるところに行きたいと思ってもなかなか行く機会もないから、このアクセサリーで、自然の環境を自分の周りに作り出している感じがします。

私の好きな音楽のジャンルで『アンビエントミュージック(環境音楽)』というのがありますが、有紗さんの作品は『環境アクセサリー』とでもいいましょうか(笑)。
環境を凝縮してアクセサリーの形にして、身に着けると、たとえば海を見に行った気持ちになったり、その環境にいる気分になれるもの。“環境増幅装置”みたいな感じです。

小松ゆり子さん アクセサリー

原石を使ったアクセサリーも、ご本人が石のエネルギーとかにいい意味でこだわっていないので、その押し付けない感じがとてもいいと思うんです。
環境だから、そこから何を受け取るかは自由で、気付いたら癒されたり心が楽になっている、ということはあると思うのですが、そこに操作とか意図はなくて。
美しいなぁと思う環境を閉じ込めて、それをアクセサリーという形でいつでも取り出せるようにして、自分にとって心地良い環境を持ち歩いている感じがするのです」

小松ゆり子
corpo e alma主宰/パーソナルセラピスト
http://yurikokomatsu.com/

vol.2 鍜治沙弥香さん

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一緒に歳を重ねていけるアクセサリー

「有紗さんは前の会社の先輩で、ずっと仲良くさせていただいていました。有紗さんが退職後に開催した個展で初めてその作品と出合い、それから今まで、東京でも京都でも、行ける展示にはなるべく伺っています。

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ピアスやネックレス、ブローチ、オブジェなど、色々持っていますが、そのときにしか出合えないものばかりなので、選ぶ方も毎回真剣です。繊細で美しく、手作りだからか自然物をつかっているからか、有紗さんのアクセサリーには温もりを感じます。自然に存在するかたちに手を加えることで、違った一面やあたらしい魅力を見ることができ、毎回驚きがあるんです。

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ピアスは、普段から有紗さんのものを一番身につけています。ネックレスやブローチは、友人の結婚式や記念日のときに、アクセントとして重宝するアイテムです。
オーダーでお願いしたものもいくつかあり、私の結婚式では、二次会で着るドレスに合わせたアクセサリーを作っていただきました。ドレスを実際に見てもらって、あとは有紗さんに委ねますが、彼女の感性が好きなので、安心しておまかせできるんです。このアクセサリーは、今はオブジェとして家に飾っています。

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有紗さんのアクセサリーは、一緒に歳を重ねていけるものだと思います。
経年変化を楽しめるし、年を重ねて自分の印象や服の趣味が変わっても、自然になじんでくれる気がします。自分のなかの女性らしさを引き出してくれたり、時には上品さも加えてくれる大事な存在です」

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vol.3 岩井愛さん

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ありのままの自然を私たちに届けてくれる

「私が初めて購入した有紗さんのアクセサリーは、紫陽花のブローチです。
一枚一枚着色された紫陽花の花びらが縫い合わされていて、胸元で繊細に揺れるその佇まいに目を奪われました。

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そのブローチを購入したときの有紗さんのうれしそうな表情を、今でもよく覚えています。
選んでくれてありがとう、と何度も伝えてくれて、私の胸元にブローチをつけてくれました。
そして毎年かぐれの展示で、いつも一生懸命お客さま一人ひとりに似合うものを見つけ、その度にうれしさと感動でいっぱいになる彼女の顔を見るのが大好きです。

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昨年、あるギャラリーで開催された有紗さんの展示で、「縄文編み」のシリーズを見ました。それは圧巻の一言で、途方もないその「編む」という行為が、どこか神聖なものに思えて、涙が出そうなほど感動しました。
そしてその気持ちを覚えておきたくて、大きな水晶のかけらが編まれた腕輪を購入しました。私にとってはお守りのような存在です。

先日、有紗さんと笑達さんと一緒に、和歌山の海へアクセサリーの素材を探しに行きました。笑達さんは、びっくりするような早さで、姿が見えなくなるほど遠くまで探しに行き、流木や珊瑚や魚の骨を見つけてきます。

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一方の有紗さんは、一歩一歩足元を見ながら、小さな石や貝殻を拾い集めます。
彼らと海で過ごして改めて気付いたのが、自然の造形の美しさと不思議さ。こんなにも鮮やかな色が、奇天烈な形が、自然界にはある。
その美しさ、儚さ、強さを有紗さんは何より大切にし、私たちに届けてくれているのだと思います」

■川井有紗さんの首飾り作りワークショップ@かぐれジョイナス横浜店
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