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スタッフコラム

バイヤー日記 vol.21
2017.05.22

バイヤー日記 vol.21

宮﨑香里(レディースバイヤー)

宮﨑 香里(レディースバイヤー)

学生時代よりグリーンファッションに関心を持ち、天然染色やオーガニック素材を中心としたデザインを研究。
バイイングのほかに、レディースのスタイリングも担当し、かぐれオンラインショップにも度々登場。
現在は冷えとり靴下をはじめ、オリジナル商品の企画にも携わっている。

https://instagram.com/miiiiiiikaori/

いつの間にか新緑がきれいだなと感じる時期になりましたね。これからどんどん夏に近づいていくと思うと、楽しみな気持ちが半分、ちょっと憂鬱な梅雨のことも頭をよぎります。

さて、今回は先日丸の内店でもフェアを開催した「ikkuna/suzuki takayuki」について書きたいと思います。

私が初めてデザイナーのスズキタカユキさんにお会いしたのは、もう6年も前のこと。ご自身のブランド「suzuki takayuki」のオーガニックライン「ikkuna/suzuki takayuki」のコレクションにお伺いしたときでした。

  • ikkuna/suzuki takayuki
  • ikkuna/suzuki takayuki
  • ikkuna/suzuki takayuki

私は学生時代にファッションデザインを専攻していて、当時毎月楽しみにしていた雑誌『装苑』の誌面で何度かスズキさんを拝見し、雰囲気のあるお洋服を作られる方だな、と感じていました。私にとってスズキさんは“雑誌の中の人”だったので、初めてご挨拶させていただいたときは、ちょっぴり緊張したことを覚えています。
しばらくして毎シーズン展示会に伺うようになり、丸の内店でのイベントをお願いすることになりました。
イベントではシーズンのお洋服のご紹介に加え、スズキさんが行っている『仕立て屋のサーカス』という公演のミニバージョンが開催されます。アーティストの曽我大穂さん(cinema dub monks)が演奏する音楽に合わせ、スズキさんがその場で衣装を仕上げていく、とても臨場感のある貴重なイベントです。過去2回とも早々に予約が埋まってしまうほどの人気ぶり。ぜひたくさんの方に体験していただきたい内容です。

  • ikkuna/suzuki takayuki
  • ikkuna/suzuki takayuki
  • ikkuna/suzuki takayuki

私が思う「ikkuna/suzuki takayuki」のお洋服の魅力は、デザイナーであるスズキさんのお人柄が映し出されているところだと思います。素材やデザイン、ディテールに対する細やかさはもちろん、お洋服からやさしさやおおらかさを感じます。
そしてそれは身に纏ったときにさらに実感できるのです。ボリュームがあるように見えても、袖を通すと思ったよりも軽い、ジャストフィットなようで意外に動きやすいなど、着たときに安心できる、うれしくなるようなお洋服です。
先日の丸の内店でのイベントの後、お話しされていたなかで「作った服は必ず自分で袖を通してみる」とおっしゃっていました(さすがにレディースは着ませんよ!という補足付き)。そんな心掛けから、着心地のよさが生まれているのだなあと感心してしまいます。

先日とあるドキュメンタリー番組にも出演され、さらにお忙しそうなスズキさんですが「結構タフなほうなので、ついつい頑張ってしまうんですよね~」とのこと。どんなにハードスケジュールでも、いつも穏やかに接してくださる姿には頭が上がりません……。
今後のさらなるご活躍が楽しみです。


かぐれ