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スタッフコラム

30代、気になるからだのこと vol.21
2017.06.23

30代、気になるからだのこと vol.21

岩井愛

岩井 愛

大学卒業後、ネイリストとして勤務。自身の体調不良を経て、有機溶剤を用いないネイルケアを提唱するサロンに転職。
その経験を生かし、現在「かぐれ」にてコスメティック部門の商品開発や販促に携わっている。
また、冷えや女性のからだにまつわるイベントなども多数企画・運営し、講師も務める。

こんにちは、かぐれの岩井です。
梅雨に入り、この季節特有のだるさに悩まされている方も多いかもしれません。

今回は、中医学に基づく梅雨から夏にかけての養生をご紹介します。
話を聞いたのは、以前もこちらのコラムで冬の養生法をお伝えした、薬膳フードデザイナーの資格を持つスタッフの長野です。

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中医学では、自然界には6つの気「風」「寒」「暑」「湿」「燥」「火」があると考えられています。これらの気は、時として病の原因となり、それを「風邪」「寒邪」「暑邪」「湿邪」「燥邪」「火邪」と呼んでいます。
高温多湿なこれからの時季に気をつけなければいけないのが、「湿邪(しつじゃ)」と「暑邪(しょじゃ)」。からだの内外に、余分な湿と熱が溜まってしまっている状態です。うまく循環されていないと、蒸し暑く感じるのに、からだの芯は冷え、そこからだるさやむくみ、食欲不振、不眠など、様々な不調につながってしまいます。

湿を取るには、まず食事面ではハトムギや緑豆、もやしなどがおすすめ。熱を取るには、夏野菜や、香りの高い茗荷や大葉などが良いそうです。
ビールやアイスが恋しい季節ですが、それらは湿邪につながりやすいのでなるべく控え、ぬるま湯や白湯をこまめに少しずつ飲むようにしましょう。
生活面では、適度な運動をすることが大切。汗のかきすぎも良くないですが、溜まっている湿や熱を放出するために、適度に汗はかいた方が良いのです。早朝や夕方など、涼しい時間に散歩などをするのがおすすめです。

湿邪は、重くて粘り気があり、停滞しやすい性質。特に下半身に溜まりやすいので、冷えとりや半身浴をして、下半身の循環を良くすることも大切です。
夏でもさらりと身に着けられ、からだの中をしっかり温めてくれるシルクの腹巻レッグウォーマーをぜひ試してみてください。かぐれの店頭でもこの時季大人気のアイテムです。

腹巻やレッグウォーマー

最近私は、手作りのバスボムを使った入浴にハマっています。重曹とクエン酸で作るので、冷えの改善に効果的な炭酸浴が自宅で簡単にできるのです。好きな精油をブレンドすると、リラックスやリフレッシュ効果がさらに高まりますよ。様々なサイトで作り方が紹介されていますので、気になる方は検索してみてくださいね。
夏はシャワーで済ませる方も多いかもしれませんが、湯船で入浴した方がかえってすっきりすることも。心地よく汗をかきながら、消耗したエネルギーを回復できる時間なので、毎日は難しくても、できる日から始めてみると、体調に変化があるかもしれませんよ。

手作りのバスボム 重曹とクエン酸で作る

夏の養生をしっかりしておくと、冬の慢性的な病にかかりにくくなるといわれているそうです。この時季の不調を改善することが、未来の自分のためにもなる。そんな風に自分のからだを大局的にケアし、一年を通して心地よく過ごしていきたいですね。


かぐれ