オリジナルコスメ

自身のアトピー・アレルギー体質をきっかけに、化学合成成分を極力使わない生活、腸内環境を整える食の提案、成分を見て化粧品を選ぶ大切さを提唱。セラピストとしてのサロンワークや手作りコスメワークショップ、執筆活動などを行っている。

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立川奈緒子(オーガニック美容研究家・セラピスト)

my beauty theme 「Harmony with Earth」

第6回目は、KAGURE holistic beautyシリーズで香りの調合をしてくださった立川奈緒子さんの登場です。セラピストとして五感に働きかける施術を行い、また、代替医療やナチュラルコスメ等の専門誌で編集に携わった経験を基に、オーガニックコスメやライフスタイルの提案を行っています。
そんな立川さんのbeauty themeは、サロン名にも掲げている「Harmony with Earth」。「『地球に優しい』は人にも優しく心地よい」をテーマに、多岐にわたる活動をされている立川さんの貴重な経験談と、そこから生まれた現在のライフスタイルをたっぷりご紹介します。

雑誌の仕事がきっかけでセラピストに

まずは、立川さんがセラピストになるまでのいきさつから伺いました。
「もともと、編集の仕事をしていたんです。社会が人に与える影響に興味があって、大学でマスコミについて学び、新聞社、テレビ局、出版社……アルバイトをして色々見た中で、ほっとした時に触れる雑誌という媒体が一番良いなと思って、まずはファッション誌の編集部に入りました。その時はまだ若かったし、流行志向があって(笑)。でも、もっと人のことにフォーカスした雑誌に移りたいと思って、半年程で辞めたんです。

次に入ったのが、健康関係のメーカーがやっている会員向けの雑誌の編集部でした。そこで出合ったのが『未病を防ぐ』という考え。取材で様々な場所に行きましたが、地方に行くと病院が少なく、自分たちで治さないといけないから、マッサージや鍼灸などの代替医療が都心よりもずっとメジャーなんです。でも、都心ではあまりにも病院が身近でたくさんありすぎるため、とりあえず病院に行けば治ると勘違いしている人が多く、むしろ都会の人にこそそういったことは必要では、と思ったんです。それで、未病を防ぐために自分は何ができるだろう、と探した時にセラピストという仕事と出合い、目指すようになりました」

こうして、編集者とセラピスト、2足のわらじを履いて働くようになった立川さん。編集の仕事で多くの方と出会いお話をすることで、セラピストとしても様々な学びを得ていきます。
「その後、自然療法に関わる雑誌の職場に転職し、そこでたくさんのセラピストに出会いました。様々な考え方、療法に触れる中で、セラピストはまず自分が元気でいることが資本で、来てくださったお客さまに笑顔になってもらうことが大事だと思いました。そのために必要な要素の一つが食事です。食べものによって細胞が作られ、メンタルにも大きく関わってくると思うから。 ワークショップで作った発酵食 それで、有機野菜や発酵食品を食の中心に置くようになりました。また、どういう気持ちで食べるかが、からだにも影響すると思っているので、いやだなと思って食べたり、なんとなく食べたりはしない。私はフィッシュベジタリアンでお肉は普段食べないのですが、どうしても食べなければいけない時は、感謝しておいしく頂きます。これで細胞ができるとか、気持ちが作られていくということを意識して食べるように心がけていて、それが丁寧に生きるということにも繋がると思うんです」

なんと人のからだには、約2kgの常在菌がいるそう。それをいかに生かし、元気にさせるかが大事で、その有効な方法の一つが発酵食品。立川さんは長年発酵食や糀コスメを作っており、ワークショップの模様がメディアで取り上げられるほど。

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