KAGURE holistic beautyツアーレポート

９月某日、かぐれ表参道店・渡辺店長と、コスメ担当の私・岩井が、東京→神戸→富山の１泊２日、KAGURE holistic beautyツアーに行ってまいりました！

第２回　ヘチマ畑見学編

ツアー２日目、富山県射水市。北アルプス立山連峰の雪解け水が流れるこの豊かな地で、約30年も農薬を使わず有機肥料でヘチマを栽培している瀧田さんを訪ねました。

見渡す限り一面のヘチマ畑。黄色い花が美しく咲いています。ヘチマのゆるキャラもいたりして、市を挙げてヘチマの産業に取り組んでいます。

射水市にある多くのヘチマ農家を取りまとめながら、ご自身も栽培し、ヘチマ製品の管理を親子２代にわたってされている瀧田さん。ヘチマ水採取のお忙しい時期に伺った私たちを快くお迎え下さり、一つひとつ丁寧に教えて下さいました。
早速、採取の様子を見せて頂きます。毎年一度、中秋の名月の頃に採取します。

ヘチマの茎を切ってしみ出してくる水滴を、茎を差し込んだ一升瓶に集めます。ポタッ……、ポタッ……とゆっくり時間をかけて流れ出る水は、一晩かけて一升瓶をいっぱいにします。
実際にその様子を見ていると、まさにヘチマの「命の水」を頂いているというのを実感します。エネルギーが凝縮された、大事な大事な一滴。こんな風に採取された水が、私たちの化粧品に使われていることに心から感謝です。

採取されたヘチマ水は、不純物を沈殿させ、タンクへ移されます。実際に酒蔵で使用されているというタンクが８個も並ぶ様子は圧巻！
このタンクの中は、濾過されたヘチマ水のみで防腐剤などは一切入っていません。ヘチマ自体が持つ殺菌能力で、常温で長期間保存することが可能なんだそうです。

続いて見せて頂いたのが、豊かに育ったへちまの実。ヘチマ水採取は露地栽培。実は棚栽培です。 緑のトンネルに入る瞬間は、まるで「となりのトトロ」のメイちゃんの気分でした。
なんて大きな実！　実も葉も蔓も、生命力に溢れています。
太陽の光が差し込み、自然のエネルギーを全身で感じます。いつまでもここにいたいと思うような、幸せな時間でした。

畑の隣では、ヘチマのタワシがたくさん干されています。瀧田さんのところでは、様々なヘチマ製品を作っています。通気性が良く殺菌作用に優れた実を使った靴の中敷きや枕、サポニンが多く含まれる葉を使ったお茶やお菓子……。捨てるところがないと言われているヘチマには無限の可能性があるようです。

豊かな自然の中で、誠実に、丹念に作られているヘチマ。私たちは、工場に続いてまたも感動、感動の連続でした。
KAGURE holistic beautyのラインナップでは、ローション、エッセンス、クリームにヘチマ水が配合されています。自然のエネルギーが凝縮されたこちらの商品をぜひお試し頂き、遠く富山の地にも思いを馳せて頂けたら嬉しいです。

今回のツアーで、私たちはKAGURE holistic beautyに関わって下さっている多くの方たちのこだわりに触れました。大切に作られた原料を、厳密に管理して化粧品にしている。それを実際に目にし、製品を安心してお客さまにお届けできることを改めて実感しました。
私たちが作りたかったものを作ってくれている人たちがいる。東京にいてはなかなか実感することができないその当たり前の事実に、心からの感謝と喜びを感じています。
お忙しい中、温かくお迎え頂いた皆さま、本当にありがとうございました。
これからもどうぞよろしくお願い致します！！

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